身体心理学で提唱すると、人の表情や姿勢、呼吸や発生など、
日常の何気ない動作が心に影響を与え、心をつくっているのです。
表情により「快」と「不快」を調べた実験があります。
口角を横に広げた時と口をすばめた時では、
横に広げたほうが快く感じられました。
同じ漫画を読んでも、口にペンを咥えて読んだほうが、おもしろく感じられるそうです。
姿勢に関する実験では、背筋を伸ばした時にイキイキとした感じが得られ、
背筋を曲げた姿勢にすると、心が後ろ向きに変化しました。
朝礼の中で、挨拶や返事の実習を、姿勢を正して行っている職場も多いことでしょう。
心地よい思いを得るために、まず動作から意識してみるのも自己変革の第一歩です。
「心も体もひとつつながり」を生活の中で実感しましょう。




