挨拶は自分から

 

挨拶は、コミュニケーションの第一歩です。

人と人の心の距離を縮め、より良い人間関係を生み出すことから、

「挨拶は心を結ぶ金の鎖」と言われます。

しかし、習慣的に、日々何気なく交わしているだけに、つい形だけになって、

本質が伴わないことがあります。

挨拶の本質とは何でしょう。

挨拶とは、自分から心をひらき、相手を受け入れる姿勢を表明するものです。

「私はあなたに対して心をひらいていますよ」という真心のこもった挨拶は、

必ず相手の心に届きます。

また、「されたから応える」「好きな人にだけ挨拶をする」では、本当の挨拶とはいえません。

自分から進んで挨拶をする、すなわち、自分が先に心をひらくところにこそ、値打ちがあります。

たかが挨拶、されど挨拶です。

誰に対しても、先手で明るくはっきりと、相手の顔を見ながら、

朗らかに美しい挨拶を交わしましょう。