ここで、積極的心構えについてもう一度認識しておこう。
このことは、心構えを持続する上でも意味がある。
消極的で自己否定な考え方を積極的で自己肯定的な考え方に置き換えるよう
意識的・能動的に努力すること。
これが積極的心構えだということは、前に触れたとおりである。
言ってしまえば、積極的心構えとは、「心のレンズ」だ。
レンズが黒味を帯びていれば、見える景色は当然暗い。
ひきかえ、空の色のように透き通ったレンズを通して見れば、
景色はもっと明るいものになる。
もし、景色が薄暗く見えるようだったら、別のレンズにすればいいだけのこと。
見たくない風景を頭にいつまでもたたずんでいる必要はない。
レンズはいつでも取り換え可能なのだ。
あなたは、自分次第で見たい風景を選択できる。
もし、「毎日が退屈で仕方」と思っているならば、
あなたの手中に別のレンズがあることを知っておいてほしい。