道徳の国

世界一の原油国である中東のサウジアラビア王国で、
日本現地ルポしたテレビ番組が30回にわたって放送されました。
拾った財布を交番に届ける親子、信号を守る通行人、犬のフンを拾う飼い主
教室の掃除をする小学生の姿に対し「信じられない!」とレポートしていました。
保有する原油の枯渇化が進み、人口増加による道徳の荒廃が懸念される同国。
にわかに起きた日本ブームの中で、高い視聴率があったそうです。
日本は「伝統と近代化両立させた国」として注目されており、
既に日本を手本とした家庭製品の技術者養成所が開講したとる伝えられています。
落としものを持ち主に戻す道徳が、いかに大きな(文化9であるかが、国の外から見るとよくわかります。

私たち日本人は、外国に誇るべき倫理・道徳を保持し、
それを永い歴史の中で話すことなく生きたのです。
日本の未来を悲観したり、現在の社会情勢を中傷する論調が多い昨今です。
しかし私たちは、自国の国民性に誇りを持ち、正々堂々と生きていきたいものです。